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ひとつの言葉、26言語

26言語でのすみません

日本語の「すみません」は謝るときにも、声をかけるときにも、軽くお礼を言うときにも使える便利な言葉です。外国語ではこの役割が別々の単語に分かれていることが多く、うっかり使い分けを間違えると不自然に聞こえます。下の一覧で26言語の「すみません」を音声とカタカナ表記で確認し、使い分けや発音のコツを見ていきましょう。

英語

excuse me

イクスキューズ・ミー

すみません

ひとつの言葉、26言語

「すみません」の役目を一語でこなす言語、分ける言語

英語は「excuse me」と「sorry」を使い分けます。人に声をかけたり人混みを通してもらったりするときは「excuse me」、うっかり何かしてしまった謝罪には「sorry」です。フランス語の一覧にある「pardon」は「ごめんなさい」に近く、謝罪寄りの言葉として載っています。

一方ドイツ語の「Entschuldigung」は謝罪にも呼びかけにも使え、日本語の「すみません」に近い懐の広さがあります。韓国語の「실례해요」は「失礼します」に近い柔らかい呼びかけの言葉です。

語頭の子音連続とやわらかい子音

スペイン語の「disculpe」は真ん中の「クル」にアクセントがあり、「ル」と「プ」の間に母音を挟まずに続けます。ドイツ語の「Entschuldigung」は二つ目の「シュル」を強く発音し、語尾は「ング」で終わります。

ロシア語の「извините」はやわらかく発音する子音が連続し、「ヴ」「ニ」「チ」のどれも舌を上あごに近づけてこもらせるように発音します。韓国語の「실례해요」は強弱の差がなく、平らに読みます。

日本語話者がやりがちな言い方のクセ

一つ目は、英語の「sorry」と「excuse me」を「すみません」の感覚でどちらでも使ってしまうことです。呼びかけには「excuse me」、謝罪には「sorry」と覚え分けましょう。

二つ目は、子音の連続に母音を足してしまうことです。ドイツ語の「Entschuldigung」やロシア語の「извините」は、日本語のように一音ずつ区切らず、なめらかに続けて発音する練習が必要です。

日常のミニ会話

ロンドンの地下鉄で

  • あなたExcuse me, does this train go to Oxford Circus?すみません、この電車はオックスフォード・サーカスに行きますか?
  • 乗客Yes, next stop.はい、次の駅です。

パリで人の足を踏んでしまって

  • あなたPardon, je suis désolé !すみません、ごめんなさい!
  • 通行人Ce n'est rien.大丈夫ですよ。

フランクフルトの駅で道を尋ねて

  • あなたEntschuldigung, wo ist der Bahnhof?すみません、駅はどこですか?
  • 通行人Gleich um die Ecke.すぐそこの角です。

モスクワの地下鉄で人にぶつかって

  • あなたИзвините, пожалуйста!すみません!
  • 乗客Ничего страшного.大丈夫ですよ。

よくある質問

英語で「すみません」はexcuse meとsorryのどちらを使えばいいですか?
人に声をかけたり道を尋ねたりするときは「excuse me」、うっかりぶつかったときなどの謝罪には「sorry」を使います。
ドイツ語の「Entschuldigung」はどこにアクセントがありますか?
二つ目の「シュル」に強いアクセントがあります。語尾の「ング」まで一息に発音しましょう。
ロシア語の「извините」の発音で難しい点は?
「ヴ」「ニ」「チ」の子音がどれもやわらかく発音され、舌を上あごに近づけてこもらせるように出します。アクセントは真ん中よりやや後ろの「ニ」にあります。

単語だけでなく、言語そのものを。

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