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ひとつの言葉、26言語

26言語でのさようなら

日本語の「さようなら」は、実は日常会話であまり使いません。友達同士なら「じゃあね」「またね」で済ませることが多く、「さようなら」はどこか改まった、時には長い別れのような響きすら持ちます。ところが外国語の「goodbye」にあたる言葉の多くは、そこまで重くなく毎日気軽に使われます。下の一覧で26言語の「さようなら」を音声とカタカナ表記で確認し、使い方や発音の違いを見ていきましょう。

英語

goodbye

グッドバイ

さようなら

ひとつの言葉、26言語

「さようなら」ほど重くない、毎日のひとこと

スウェーデン語の「hej då」は直訳すると「じゃあ、また」で、日本語の「じゃあね」に近い軽さです。ポルトガル語の一覧にある「até logo」も「さようなら」というより「またあとで」に近く、別れを重く感じさせません。

韓国語の別れの言葉は、去る人と見送る人で形が変わります。一覧の「안녕히 가세요」は「(去る人へ)」というラベルの通り、見送る側が去っていく相手にかける言葉です。ドイツ語の「Auf Wiedersehen」は改まった響きで、オーストリアドイツ語では親しい相手に「Pfiat di」という別の言い方を使います。

アクセントの位置とドイツ語の長い一語

英語の「goodbye」は二つ目の「バイ」を強く発音します。スペイン語の「adiós」も最後の「オス」を強く伸ばし、そこに含まれる濁った子音(ð)は日本語にない音です。

ドイツ語の「Auf Wiedersehen」は一つの単語のように続けて発音しますが、強く伸ばすのは真ん中の「ヴィー」で、前後は軽く添える程度です。トルコ語の「hoşça kalın」は二つの単語ともに最後の音節にアクセントが来ます。

日本語話者がやりがちな言い方のクセ

一つ目は、すべての音節を同じ強さで読んでしまうことです。ドイツ語の「Auf Wiedersehen」のような長い言葉ほど、強く伸ばす一箇所とそれ以外の弱い部分の差をはっきりつけることが大切です。

二つ目は、「さようなら」の重さをそのまま外国語に持ち込んでしまうことです。スウェーデン語の「hej då」やポルトガル語の「até logo」は友達との別れで気軽に使う言葉なので、身構えずに使って構いません。

日常のミニ会話

ストックホルムのカフェで

  • 店員Hej då, ha en bra dag!じゃあね、良い一日を!
  • あなたHej då, tack detsamma!じゃあね、そちらも!

ソウルで先生の家を訪ねて

  • 先生안녕히 가세요.さようなら(お気をつけて)。
  • あなた네, 안녕히 계세요.はい、さようなら(先生はそのままで)。

イスタンブールでホストファミリーと別れて

  • あなたHoşça kalın, teşekkür ederim!さようなら、ありがとうございました!
  • ホストGüle güle, yine gelin!さようなら、また来てね!

リスボンで友人と別れて

  • 友人Até logo!またね!
  • あなたAté logo, até amanhã!またね、また明日!

よくある質問

韓国語の別れのあいさつは一種類だけですか?
いいえ、去る人と見送る人で言い方が変わります。一覧の「안녕히 가세요」は去っていく相手にかける言葉です。
ドイツ語の「Auf Wiedersehen」はどこを強く発音しますか?
真ん中の「ヴィー」を強く長く伸ばします。前後の部分は軽く添えるように発音しましょう。
スペイン語の「adiós」の発音で気をつける点は?
最後の「ディオス」に含まれる濁った子音(ð)は日本語にない音で、舌先を軽く歯に当てて出します。アクセントも最後の音節に置きます。

単語だけでなく、言語そのものを。

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